大人になってから、虫歯で困らないようにする法則
- フッ素入りの歯磨き材(粉)を使う。
- 歯科医院で高濃度のフッ素を年間、3回以上塗布する。
- 正しいブラッシング方法を幼児のうちから教わる。
- 飴、チョコを食べ過ぎない食生活。
- だらだら喰いをしない食生活。
- 歯科衛生士、歯科医師による定期的な検診。
- もしも、むしばになってしまったら、的確な治療をする。
”むしば”と言う病気は、防ぐことが出来る病気です。大人でも”むしば”にならない人はいます。なぜでしょうか?
それは子供の時からのフッ素を多く含んだ食品を摂取している食生活や、甘いものを食べない生活習慣が大きく関わっております。つまり一度その様な状態になると一生、歯で苦労する事はありません。
小机歯科では、幼児期から中学生までの定期的なフッ素塗布、シーラント、食育を通して、大人になっても歯で悩むことの無い生活が送れるようなサポートをいたします。それが親から子供に送る大きなプレゼントです。
歯は大人になってからでは、フッソを含む食品を摂取したり、塗布しても歯の大幅な強化にはなりませんが、子供(おおよそ14歳以下)では、フッソを摂取する事により歯は強くなることが広く知られています。地球上の多くの国々では、上水道にフッソを添加しておりますが、日本では、過去に、宝塚市で、多くの歯牙フッソ症を起こしたことや、一部の反対者の為に、フッソは添加されておりません。
上水道にフッソを加える割合は1リットル中に1ミリグラムが世界的な標準で、これにより、虫歯の発生率は50パーセント位低下するとされております。つまり、多くの国の人は、水を飲むだけで、一日に2、3ミリグラムのフッソを自然に、取り込んでいるわけです。簡単に言いますと、日本で売られている歯磨き剤の場合、多めに使っても1回の歯磨きでは、子供の場合0.5ミリグラム程度ですので、3回の歯磨きの際、全量の歯磨き剤を飲み込んでしまっても、1,5ミリグラム位で、他の国の子供達が水道より摂取するフッソ量よりも少ない量です。(歯牙フッソ症にはならないと言うこと)
又、最近の研究でも、歯磨きの後で、あまり”うがい”をしない子供の方が虫歯の発生が少ないと言う研究も発表されました。よって、日本に於いては、上記の事柄から、子供の虫歯予防の為には、必ずフッソの配合された歯磨きを少し多めに使い、歯磨きの後の ”うがい”は殆どしない方が良いのではないでしょうか。
ただし、現在市販されている、歯磨き剤は、辛い味の物が、多く、歯磨き後、良くうがいをしないと、気持ちが悪い物が多いのは、今後、メーカーが、改善していかなければならない問題です。そして、歯科医院で塗布されているフッソは歯磨き剤のそれより9倍程度の濃度が有りますので、3ヶ月に一度位は、歯科医院で塗布を受けるのも効果的でしょう。
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