口の中に銀色の針金(バネ)が見える!
人と話していて、奥歯や前歯に銀色の針金(ワイヤー・フック・バネ)みたいな物がみえる。「あ、この人、前歯は入れ歯なんだ。」歯科医療関係者でなくてもすぐに、バレてしまいますね。
30代や40代の若い人なら尚更のこと、人にわからないようにと、見た目には気を使いますね。
針金の状のバネで残った歯にひっかける保険適用の義歯はどうしても、針金の色である、金属が見えてしまします。
これはアメリカでは完全にナンセンスな事です。アメリカは挨拶をする時に、抱き合う習慣が有るためか、日本人より、近い距離でお互いの顔を見ていると言われています。つまり、口の中の見え方には、日本人からすると信じられない位に気を使っています。
日本でも、一昔前迄は、前歯に金歯を入れていた人も多かったですが、現在ではその様な希望は皆無ですし、すこしでも見える所には金属色がでる素材は避ける傾向がでてきております。
とても大事な人の前では素敵な笑顔でいたい。そんな希望をミリング義歯は叶えます。
ミリング義歯なら、義歯と気付かれる心配は皆無
ミリング義歯は、バネを使いません。引っかける歯を連結をして、その内側に組み込む装置を作って維持します。よって表からは、金属色は一切見えません。
他人がわかる可能性が低く、安心して笑うことが出来ます。
治療前
ミリング義歯(下)にて治療終了後 8年経過
上記の例は、歯周病の為に歯を沢山失った30代の患者さんです。徹底的な歯周病治療を行なったあとにミリング義歯にて咬めるようにいたしました。
どうですか? 義歯が引っかけて有るようには見えませんね。
この様な義歯に近いもので、コーヌスと言う義歯が有ります。残す歯をすっぽり被せて、その上から義歯で被ってしまう方法です。この方法ですと、義歯を入れてしまうと、残っている歯と義歯がどの様に、接合しているか全く見えません。ある特定の歯だけに力がかかっているかとか、義歯が少し浮いているとかの判断ができないのです。
その結果10年以内に、残した歯がブラブラになってきてしまう事になりかねません。
その点、ミリング義歯は、義歯との接合部を歯科医師が確実に見られる構造になっておりますので、安心して使用出来ます。
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