スーパー根管治療を行った、レントゲンによるビフォーアフターです。基本的にレントゲン写真は密度の高い部分は白っぽく写り、密度が低い部分は黒く写ります。歯のレントゲンの場合でも、正常な場合は根の先に黒いような部分はなく、均等な灰色に写ります。しかし、虫歯を放置しておき、歯髄(神経)が死んでしまったり、根管治療の不備がありますと、根の先に黒い陰影として写ります。これは、本来は骨がなければならない部分に骨がなくなってしまった事を意味します。
尚、専門家である歯科医師がこのレントゲンを見て、これはフォトショップの様な画像ソフトで処理をしてあるのでは?と言われたことがありますが、その様な事は断じて有りません。そのままの画像を掲載してあります。又、ここに載せた症例は全てが通常の根管治療のみであり、外科的な根管治療を行った症例は1例も載せていない。(外科的根管治療は殆ど必要が無い)
尚、赤が術前(ビフォー)黄色が術後(アフター)です。
スーパー根管治療は当会の理事長の久保倉が考案したK.SRCT法による自費診療です。ただし、保険診療に於いても使用する材料等は違いますが、基本的にはK.SRCT法に準じた治療を行っております。
スーパー根管治療 症例1
30代女性
他医院で半年前から前歯の治療を受けているが一向に治らない。
CTによると上顎右側、側切歯の根尖部には球形の透過像が認められた。更に、根の先の孔は1ミリまで拡大されており根尖部は破壊されている状態であった。前医では、根の中の消毒を繰り返すだけで、どうして良いのか分からなかったのだろう。
当院に転院して2回の治療で終了。根の先の孔は通常は0.2ミリ程度までしか拡大をしないが、1ミリまで拡大されてしまうと、根の中に充填する際に圧力がかからないので、根の先の密封ができるかが危惧された。しかし、半年後のCTによると、根の先の嚢胞状の透過像は完全に消失していた。ただ、根の先が破壊された症例では充填材の収縮も考えられるので、長期予後には不安があった。しかし、7年後に来院された際のCTでは全く根尖病変の再燃は見られなかった。よってK.SCTの長期安定性も証明された症例。当然ながら、歯根端切除の様な外科処置はしていない。根管治療のみである。
尚、下記の写真で、上段が歯科用CTによる断面図。下段が歯科用CTによる正面図
【かんたん説明】
下の図の赤丸の部分の真ん中が黒いです。本来は黒くありません。黒くなってしまったのです。黒くなってしまったのは、骨が溶けてしまったのです。骨は折れるもので溶けるなんて理解ができないと思います。しかし歯の周辺の骨は、歯の具合が悪くなると溶けてしまうのです。歯槽膿漏も歯の周囲の骨が溶けてしまうので、歯が動いてしまうのです。それと同じことが歯の根の中が悪くなっても、根の先の骨が溶けてしまうのです。
溶けた部分はどうなっているかと言うと、口の中の様な粘膜の様な組織に入れ替わってしまうのです。その周囲にはばい菌が存在するので、膿が出たり、押すと痛いのです。
この状態で、スーパー根管治療をしました。根の中を洗浄してきっちりと根の先に蓋をしました。すると1年後には、溶けた骨が再生しました。つまり粘膜のような組織が無くなり、骨に置き換わったのです。そして、この根の先の黒い部分はかなり大きいので、普通は、麻酔をして根の先の骨の溶けてしまった部分の粘膜の様な組織を手術で取り除く事が行われます。しかし、スーパー根管治療はその様な事をしないでも治ってしまっているのです。しかも7年経った黄色の円の中をみてもらえば分かるように、再度黒くなっていないのがその証拠です。
スーパー根管治療 症例2 巨大な歯根嚢胞を思わせる症例も治った 増永先生症例
40代 男性
左下の奥歯が痛い。
レントゲンによると、左下顎の骨の中に10円玉程度の濃度の違う部分が認められた。専門的には歯根嚢胞か顎骨嚢胞を思わせるレントゲン透過像であった。通常なら、病院の口腔外科の紹介されるであろうが、奥歯の根管治療が不備であったので、まず、そこからやり直すこととした。そして3か月、6か月と経過観察をして、もしも拡大傾向があるならば口腔外科紹介とすることとしたが、問題なく治癒してしまった。通常、これが根管治療で治ると思う歯科医師は居ないのではないだろうか。根管治療に通ってもらった回数はわずか2回である。当然、外科的な処置は一切行っていない。根管治療は回数ではない。しっかり根の先を閉鎖できるかにかかっている事がお分かりいただけると思う。
これは、フォトショップの様な画像ソフトでの加工は一切していない事を申し添える。
【かんたん説明】
下の図はレントゲン写真です。下あごが写っています。赤丸の中の黒く写っている部分は下顎の骨の一部が溶けてなくなってしまっています。骨が溶けてしまった部分には、口の中の粘膜のような組織があると思います。そして、黒く丸く抜けている部分の上にあるのが親知らずです。そして、下の段のレントゲンは、下あごを上から覗いた状況です。実際にはこの様なレントゲンはコンピューターによる合成写真です。そして、黒く写っている部分からすると、下あごの内側の骨が溶けてしまっているのがわかります。
そして、黄色い丸はスーパー根管治療を行って骨が再生してきた事を表しているのです。黒い丸の部分が少なくなっているのが観察できると思います。そして赤丸の中と黄色丸の中の違いは、黒い部分だけでなく、黄色丸のほうが、歯の中の詰め物が根の先まで達しているのが見えると思います。たった、これだけの違いで骨が再生しているのです。そして、おそら黒い部分に有ったはずの、粘膜のような組織は、体が骨に置き換えたのだと思います。
スーパー根管治療 症例3 根の先の広範囲の骨吸収も治癒した症例
20代女性
前歯が痛いので来院。CBCT(歯科用CT)レントゲンで観察すると、右上の前歯の根の先の本が広範囲に無い様に見える。通常はたまげて、口腔外科送りになるはずだ。しかし、よく見ると骨の外周の部分は破壊されていないので腫瘍では無いと判断。とにかく、根管治療をしてみる事とした。根管治療の回数3回。11か月後には、全く症状はなく、CBCTによると骨の回復がかなり認められた症例。
私は、以前に口腔外科に勤めていたが、その時代にはこの様な症例が根管治療で治るとは、夢にも思わなかった。恐らく、この様な症例に対しては、手術で根の先をかなりソウハして大きく開窓療法を選択していたの思う。その際には両側の歯の神経も取る処置を行っていただろう。その様な処置の場合は、術後の腫れは大きく、歯の色も3本が変わってしまったであろう。
この患者さんは、外科処置も受けずに、根管治療に3回来院しただけだ。そして結果が出ているので、ありがたさは分からないで有ろう。スーパー根管治療は、外科処置が殆ど無いのも特徴である。そして、歯医者選びを間違えてはならないのである。
【かんたん説明】
赤丸の中に歯が写っています、本来は、もっとグレーな色をしていなければならないのですが、何となく真っ黒。カツオのたたきみたいになっています。これはやはり根の先の骨が広範囲に溶けている状態です。そして赤い矢印は骨の外側です。そして、右の黄色丸はスーパー根管治療後のレントゲン写真です。やや赤丸よりもグレーの色になってきています。これは骨が再生してきた事を意味しています。そして、上の段の赤矢印の部分と黄色矢印の部分を比較すると、黄色矢印のほうが幅が狭くなっています。つまり、最初は骨が”しなる”ほど腫れていたのです。そして、一番下のレントゲン写真の赤い矢印の部分と黄色い矢印の部分を比較すると、黄色い方が白く実線に見えます。これも骨が再生してきた証拠です。
スーパー根管治療 症例4
40代女性
左上の頬のあたりを押すと、プヨプヨする。
CBCT(歯科用CT)によると、左上の犬歯の先には大きな骨の欠損が見られた。これも通常は、口腔外科送りになり、歯根端切除を行うと思われる。しかも入院になる可能性がある。
この女性は、遠方から来院。たった1度の通常の非外科的根管治療を受けてお帰りになった。3か月後と1年後に来院して頂き、CBCTで観察すると、骨の改善がかなり見られた。当然、押してプヨプヨする症状も無くなった。
この方には非常に感謝された。なぜならば、ご自身が調べつくして手術を覚悟しての来院にもかかわらず、1回の根管治療で治ったからである。しかも痛くも腫れもなかったからだ。下の図は、CBCTのレントゲン画像から合成されるボリュームレンダリングと言う映像である。もちろんであるが、フォトショップで画像加工はしていない。
【かんたん説明】
下の図は、CTのデーターから合成した頭蓋骨です。赤丸の部分はは頭蓋骨の一部に穴が開いている様に見えています。その一部に歯の根っこが見えています。この部分の骨は板状です。赤丸の部分の穴は奥が黒く見えています。これは板状の表から裏側まで穴があいているのです。つまり頬側から口の中側まで骨が溶けているのです。
治療はスーパー根管治療を行いました。すると、オレンジの丸は赤丸に比べて穴の底がクリーム色になってきています。これは内側から骨が再生してきている事を意味しています。そして黄色丸になると、更に周囲から骨が再生てきているのです。
たった、一回の治療。つまり緊密に根の先に蓋をしただけで、人間の体は、普通の状態に戻そうとする驚異の治癒力があるのです。そのスイッチを入れられるのがスーパー根管治療なのです。
スーパー根管治療 症例5 黒岩先生症例
30代女性
左上の奥歯の違和感で来院。
通常のレントゲンでは、画像がダブるために、CBCT(歯科用CT)を撮影。すると、左上奥から2番目の歯の根の先の骨は吸収されて、上顎洞内(副鼻腔)まで炎症が及んでいた。スーパー根管治療を行い、10か月経つと、根尖には骨が再生されて、上顎洞内の陰影も完全に消失していた。通院回数は3回。
【かんたん説明】
下の図の上段は、CT画像で歯の断面図です。向かって右側が頬側、左側が鼻側です。本来の構造が黄色丸の中の画像です。歯の上には一層の骨であるグレーの部分があり、更にその上には真っ黒な部分があります。この黒い空洞は副鼻腔の一つの上顎洞と言われる部分です。一方、赤丸の部分はどうでしょうか?歯の上の骨は吹き飛んだ様になっており、更に上顎洞は赤の矢印の部分まで何となく、曇っています。これは上顎洞内に膿の様な貯留物があるのです。つまり蓄膿の状態になっているのです。その原因が歯にあるのです。
治療はスーパー根管治療を3回行いました。そして本来の健康的な状態に戻すことができたのです。
スーパー根管治療 症例6 歯根吸収をしている歯も問題なく治癒
50代 女性
左上の頬のあたりが痛い。通常のレントゲンでは診断がしにくいために、CBCT(歯科用CT)を撮影。すると、上顎洞(副鼻腔)の粘膜は肥厚していた。そして、根の一部が切断された様に吸収していた。治療回数は4回。1年4か月後のレントゲンでは、上顎洞粘膜の肥厚も消退し、根の先に骨も再生していた。
治療の問題としては、切断されたような歯根の吸収であった。この様な吸収をされた様な歯根の場合、根の先の孔(根尖孔)広がっているのが一般的なので、根の先にしっかりと蓋が出来るかが不安要素であった。しかし、問題なく治癒した症例
【かんたん説明】
この症例は、一つ前の症例とほぼ同じ部位の歯です。赤丸の中に見えるグレーの部分は膿が溜まている事を表しています。そして、赤丸の中の右下の矢印は歯の根の先を指しています。正常なら、この歯の根はもっと5ミリ程度長いはずなのです。しかし、何らかの原因で歯の根の先が溶けて無くなってしまっているのです。原因はよくわかりません。問題は、根の先が溶けてなくなると、根の先の孔も広がってしまうので、根の先にピッタリとコルク栓をする根管治療がやりにくくなるのです。例をとると、ワインのコルク栓ですが、ボトルの先っぽが折れてしまえばコルク栓ができなくなるのと同じです。
治療はスーパー根管治療をおこないました。心配していたコルク栓ですが、適切な材料を用いて何とかきっちり蓋をする事ができました。すると黄色丸の中の様に、グレーの部分がかなり無くなって、更に、右下の黄色矢印が示すように、根の先にも骨が再生してきているのが見えます。
スーパー根管治療 症例7 複数の歯の根管治療でも、根の先の骨が回復している症例
30代 男性
左下の奥歯で咬むと痛い。左下の第一大臼歯と第二大臼歯の根の先にレントゲンで大きな影が生じていた。スーパー根管治療をそれぞれ、3回行った。11か月後のレントゲンでは、根の先の影はかなり縮小していた。
根の先の影は、専門的には根尖病変と言うが、根尖病変の縮小は、根の先の孔(根尖孔)の閉鎖が重要であり、根尖病変の大きさは予後との関連性は低い事を示唆した症例。
【かんたん説明】
赤い丸の中をみると、黒い部分があると思います。これは歯の根の先の骨が溶けてしまっているのです。それも2本の歯の先に骨が溶けている部分があります。溶けた分は、歯茎の粘膜のような柔らかい組織に置き換わってしまっています。それが、スーパー根管治療により、溶けた分の骨が再生してきているのです。2つの歯が同時にこの様に治癒をしてきていますので、偶然とは言えないでしょう。
スーパー根管治療 症例8 典型的でない根尖病変も治癒した症例
30代 男性
右下奥歯の歯茎の腫れと違和感
10年ほど前に根管治療を受けた歯なので、ひょっとすると歯根破折(根が折れている)の可能性もあるが、スーパー根管治療を行った症例。レントゲンによると、第二小臼歯と第一大臼歯の根の先にレントゲンの透過像がある。最初に第二小臼歯のスーパー根管治療を行った。治療回数2回。しかし、第一大臼歯付近の根尖部透過像は残ったために、第一大臼歯もスーパー根管治療を行ったし症例。2年8か月後のレントゲンでは問題なく治癒が確認された。
通常、根尖部透過像は歯根肉芽腫や歯根嚢胞という病態である。その多くは円形(球形)をしている場合が多い。よって本症例の様な場合は、スーパー根管治療で治癒するかは不確定な要素が多いので、詳しい説明と、患者さん自身の決断も必要である。
【かんたん説明】
この症例も、赤丸の中の黒い部分は、骨の一部が溶けてしまっている状態を示しています。スーパー根管治療により、黄色い丸の中では黒い部分が減っています。つまり骨が再生したのです。
スーパー根管治療 症例9 この段階で来院して頂けるとありがたい症例
40代 女性
左上で噛むと痛い。県内の割と遠いところから来院。左上の奥から2番目には、レジン充填と言う治療がされていたが、そこの隙間から感染をしてしまって、いつの間にか歯髄(神経)が死んでしまった症例。CBCT(歯科用CT)レントゲンによると、左上第一大臼歯の根の先の上顎洞粘膜は肥厚していると共に、根の先には根尖病変が生じていた。スーパー根管治療を行った。治療回数は3回。4か月後のCBCTでは、根の先の根尖病変は消失。上顎洞粘膜の肥厚も治癒。
この症例は、歯髄は壊死していたものの歯科医師の手が入っていなかった。それは、地元の歯科医院でも歯髄の壊死を指摘されて、根管治療の説明を受けたそうだ。しかし、ネット等で調べると、根管治療の成否が歯の寿命に大きく関連している事を知って、その歯科医院での治療を断って来院。ご存知の通り歯は一度削ると元には戻らない。根管治療は、歯の内部を削る治療です。大きく削り過ぎると強度を落とす。強度が落ちた歯はいずれ、内部で折れてしまう事が多い。スーパー根管治療はしっかりと根の先まで充填できる、最低の切削量になるように考案されている。尚、CBCT写真だと、アーチファクトと言う現象で充填材が2倍に見えてしまうが、決して削り過ぎではない。
【かんたん説明】
歯の中には、神経が入っています。でも、神経と言うのは触ると激痛がするので、そう言われるのだと思います。正しくは神経も血管も細胞も入っています。正式には歯髄と呼びます。この歯髄は非常に特殊なのです。それは”ひ弱”なのです。通常の皮膚などは、ばい菌が入っても治ってしまいますが、この歯髄はばい菌が入ると腐ってしまうのです。そして、歯の中の歯髄が全部腐るとどうなるのでしょうか?ばい菌も同時に増えます。そして歯の根の先にあいている孔からばい菌が出てゆくのです。そのばい菌が痛みを起こしたり、噛むと痛い原因になるのです。そして、そのばい菌を放置しておくと、骨を溶かしたりするのです。この症例がそれにあたります。この歯は上あごの奥歯。赤丸の中には歯の根が見えます。その上の部分は上顎洞と言う空洞です。正常な場合は、レントゲンでは真っ黒に写りますが、ばい菌の影響で上顎洞内に膿が溜まってしまっているのです。それが赤の矢印です。治療はスーパー根管治療を行いました。黄色丸の中の黄色矢印の位置は、赤い丸の中の赤い矢印と違うのがわかると思います。スーパー根管治療によって膿が無くなったのです。
スーパー根管治療 症例10 歯周病ではなく、歯髄が死んでいた為に生じた歯周ポケット
50代 女性
数年前に左下の奥歯にクラウンを被せる治療を受けた。普通のレントゲンでは、歯の異常はなく、歯周ポケットが後方のみ10ミリ存在した。よって、CBCT(歯科用CT)を撮影。すると、左下の一番奥の根の先の骨が吸収していた。そして、歯髄が壊死している事も診断の要素となり、歯周炎(歯周病)ではなく、この歯の歯髄が壊死している事が原因と判断。スーパー根管治療を行った症例。半年後には、歯周ポケットも3ミリと正常以内になった。当然、レントゲンの透過像もなくなった。ただ、残念な事に、3年後に近心根(手前側の根っこ)が破折して抜歯になった。2年1ヶ月後のレントゲンを見ると、赤矢印の部分に印影がみえる。この段階で折れていた化膿性が高い。一番奥の歯は一番力がかかる。これはハサミと同じである。ハサミの先っぽより手に近い方が切れるのと似ている。又、咬む力は顔立ちにも関係している。縄文人の様な顔の方が咬合力が強い。この症例はその様な顔立ちだった事も影響したと思われる。又、根管内を削るのは、根管充填がきっちりできる最低限にする必要があると考えを強くするに至った症例だ。
【かんたん説明】
上記の症例と同じように、歯の中の神経(歯髄)がいつの間にか壊死をしてしまって、その中のばい菌が根の先の孔から漏れ出すことによって、周囲の骨が溶けてしまったのです。スーパー根管治療によって骨は再生しました。しかし、残念な事に、噛む力が強いために、2つある歯の根のうち、1本が折れてしまったのです。歯の治療はばい菌とチカラの事も考えておく必要があります。
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