歯を磨かないと、こうなります。この人は、何と女子高生です。こうなると、そばに寄るだけで、臭いです。又、何で、これが、歯槽膿漏では無くて、歯肉炎なのかと疑問を感じる方も多いと思います。それは、この人の場合、若い事も有って、歯を支えている骨に変化が起きていない為、、歯が動くと言う症状が無いからです。つまり、ただ、歯肉が腫れて居るだけなので、歯肉炎と言う診断なのです。但し、この状態を放置しておけば、歯周炎(歯槽膿漏)になってしまいます。
上の写真は同一人物の、半年後です。未だ、歯肉に炎症が有りますが、ボコボコの歯肉は大分治って来ております。私がした治療は、口で説明しただけです。メスで歯肉を切ったりは一切しておりません。後は担当の歯科衛生士が、頑張って歯ブラシの使い方等を指導して、ブラッシングのみで、ここまで治す事が出来ました。
注:歯肉と歯の間のポケットが浅かった為に、ブラッシングのみで済みましたが、多くは歯石をとる必要があります。
歯茎の病気の治療の第一歩は、薬でも歯石除去でもありません。何といっても正しいブラッシングをする事です。どんなに酷い歯周炎でも、歯ブラシを改善するだけでかなり治ります。
記入97/10/15 撮影上段 カシオQV-10使用
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