派手な宣伝と妙に高いあの歯磨き材は本当に良いのか
まずは、歯を白くすると言う宣伝文句について
ただ単に歯に付着した、表面の汚れが、とれるだけです。はっきり言って誇大広告すれすれの表現です。元の歯の色より色を白くすることは無理です。元来、歯は非常に硬く、安定した成分の為、歯を白く、つまり漂白しようとするには、かなりの強い薬剤を塗布しなければ実現は不可能です。その様な、強い薬剤は、歯肉には、出来るだけ接触させてはいけません。よって、その様な成分を含んだ、薬剤は、歯科医師でしか取り扱えないようになっています。更に、日本では、米国より、規制がきびしく、アメリカで圧倒的に歯科医師の間で、使用されている、日本製の漂白剤のハイライトと言う製品さえ、未だ許可が下りていません。こんな事情なので、歯磨材で歯が本当に白くはなりません!
お次は、再石灰化ということについて
年齢や、唾液の性質によっても違うため、個人差は有りますが、微少な歯の傷や目に見えないような虫歯の始まりの様な部分は、食材やお茶等に含まれているフッソや唾液の性質により特別な薬剤を使わないでも 再石灰化はおこります。
それでは、どんな歯磨き材が良いのか?
フッソを含んでいる物、(日本の歯磨き材でフッソの添加されている商品は、フッ化ナトリウムが、1000ppm以下含まれています。)これを押さえれば、何でも同じでしょう。後は、成る可くきつい味のしない物が良いでしょう。スーパーの特売の物で充分です。私は個人的にはクリニカpcが好きです。
よく考えて買いましょう!!
高いお金を出してあの歯磨き材を買うくらいなら、安い歯磨き材を買って余りのお金でデンタルフロスでも買って、歯の間でも掃除しましょう。
1997年記入
Comments are closed